一律給付10万円
はじめに
おはようございます。影谷(かげたに)です。
ついに政府は新型コロナウィルス対策条件付き給付金30万円を撤回し、国民一律10万円給付へ方針転換しました。
まずはホッとしております。
先日の私の投稿で『30万円給付』の危険をお伝えしていました。
少し考えれば理解できそうなことを政府の偉い人たちがなぜそのような舵を切ろうとしたのか、私にはわかりません。
しかしそこに待ったをかけた人もいたということは救いと思います。
一律10万円
政府・与党は4月16日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国民1人あたり10万円を給付することを決めました。
所得制限は設けずに、国民1人あたり10万円です。
生まれたての0才児から年金受給者まで。とにかく10万円です。
2009年に起きたリーマンショックのときは定額給付金となる1万2千円が支給されたことに習った形ですね(若年層と高齢者は2万円給付)。
緊急経済対策を含む2020年度補正予算案を組み替え、先に提案されていた減収世帯に30万円を支給する措置は撤回されました。
今回の一律10万円給付における国家財源は12兆円を超える額が必要です。
この決定に経済連は「大賛成」を表明しています。
国民が給付金を溜め込めないような「電子マネー」での給付などが望ましいということも言っていますので、これが景気復活の起爆剤になれば良いですね。
また今回の給付に伴い、政府は取得率が低迷するマイナンバーカードを活用した給付法を検討しているなど、政府の『ただではやらん』という魂胆も見えてきましたね。
高額所得者のモラル
当然ですが国民1人あたりに10万円ですから、年収150万円でも、年収1億円でも10万円の対象者です。
メディアでは国会議員や高級官僚でも10万円という見出しが踊っていますが、多くの芸能人や高額所得者が「返納意思」を表明しています。
特に吉本興業のたむらけんじさんは「もらっても返納するつもりだけど、返納しても国がどう使うか不明瞭だから、いっそのこと『10万円基金』というものを立ち上げて使ってもらうほうがいいんじゃない」ということをツイッターでつぶやき、それに大阪市長の松井一郎氏がそのままのっかり「そのとおり!大阪府がその基金を作りますので『新型コロナウィルス助け合い基金(仮称)』をやりましょう!」ということで動き出しました。
とても良い発想ですね〜。
余談ですが、たむらけんじさんはLALALA(ららら)時代から応援していたのでいつも大成されたなー、と感じざるを得ません。
頑張ってください。

『黄金の知恵袋』
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