尽くす仕事 /南部真知子(神戸クルーザー・コンチェルト会長)

尽くす仕事 /南部真知子(神戸クルーザー ・コンチェルト会長)

 

はじめに

こんにちは。影谷です。

あなたは「尽くす」ということを考えてみたことはありますか?

「尽くす」というと世間では「男に尽くした結果・・・ダメ男だったの・・・」というよう、あまり良いイメージが浮かんでこない言葉かもしれません。

しかし「尽くす」という言葉には「人に尽くす」「会社に尽くす」「世の中に尽くす」というプラスの印象もあります。

本日はこの「尽くす」ということのビジネス思考力を教えてくれた南部真知子(株式会社神戸クルーザー ・コンチェルト会長)さんをご紹介したいと思います。

記事の信頼性

 

この記事を書いている私は、過去に赤字経営だった事務所経営を黒字化し、年商2億円を売り上げていました。

現在も事業イベントプロデュースのビジネスに携わる傍ら、日本中の知識人から学んだ経営術を伝える当ブログを運営しています。

特に対面営業と経営実務に関することを追求することが好きです。

南部真知子

(なんぶ まちこ)。1975年大阪大学法学部卒業後、兵庫県庁に入庁し、約10年間勤務。1995年の阪神・淡路大震災を機に、復興プロジェクトの商業施設や観光レストラン船「コンチェルト」事業に参画する。株式会社神戸クルーザーを1997年7月設立。02年副社長、2006年から14年まで代表取締役社長を務める。14年4月から会長職へ。本州四国連絡高速鉄道株式会社監査役、神戸ハーバーランド協議会理事、神戸商工会議所集客交通部会副部会長など数多くの要職を務めている。
コンチェルトは総トン数2138トン、全長74メートル、全幅13メートルの観光レストラン船。旅客定員は604人。1日4便運航しており、船上での結婚式や披露宴、各種パーティーなども行っている。
【ホームページ】 http://www.kobeconcerto.com/

南部さんとはとある神戸の異業種交流会がきっかけでお会いして、月に一度の交流サロンでお話しする機会がございました。

そのサロンは会社の経営者ばかりが集う会というよりも、主に文化人を中心とした会でした。

しかし芸術文化・歴史に精通する人は経営者が多いということは私の業界ではあるある事です。文化人とは紳士淑女で人の上に立つ人であるということはいつの時代でも常識なのかもしれません。

スポーツの世界もそうですよね。紳士淑女のスポーツ「ゴルフ」は正装が基本です。またとても紳士のマナーを重んじます。

メンバーはその道のプロのアーティストもいれば、実業家、会社経営者、歴史学者など、多種多様のジャンルに富んだ人達でした。

そんな中、私がこんな一流の方々が集う会に参加出来たのは、扱っている商材が「伝統芸能」だったからでしょう。

当時の私は駆け出しの経営者で圧倒的に他のメンバーより若く、話が着いていけないことも多々ありました。

しかし皆さんは私を馬鹿にすることも無く、熱心に耳を傾けてくれ、日本文化の素晴らしさに花を咲かせてくれました。

知識不足で悔しい思いになることも多かったですが、私の元上司・佐江場さんが「一流は完璧なまでに紳士。年齢が若いと言って貴方をバカにするのはいくら金持ちの経営者でも三流以下よ。」と言っていたことを思い出します。

私が参加していた異業種交流会サロンでは「本当の紳士淑女」が集っていたと思います。

南部さんもそのお一人でした。

 

阪神大震災をきっかけに

以前の記事「生田神社・加藤宮司」、「兵庫県・前知事 貝原俊民さん」のお話しでも取り上げさせていただきましたが、神戸の方とお話しすると必ず「阪神・淡路大震災」がターニングポイントだとお聞かせいただくことが多いです。

南部さんも大震災をきっかけに「自分の生き方」を見つめ直された方でした。

南部さんは震災を体験されてからこのように語られていました。

「阪神・淡路大震災が起こり、私の人生観が大きく変わりました。普段の当たり前が当たり前で無くなる自然の猛威。震災は自分という存在がいかにちっぽけなのかということを教えてくれました。震災の復旧作業は『頑張ろう!神戸』のキャッチフレーズで神戸の街は蘇がえり、私自身もいろんな人に助けられました。そこ中で、今こうしていただいているご恩を、これから世の中に返していきたいと思うようになったのです。」

現在、会長職を務められている株式会社神戸クルーザー は震災後に南部さんが「世のために尽くしたい」という想いで立ち上げた会社です。

身売りされていた観光客船「コンチェルト」を買取り、経営に乗り出したというとき(実際はその仕事をすることへオファーを受けた)、「自分が受けた恩を今、社会へ返そう」と思った。と語られていました。

これからこの会社を通じて出会う人とのつながりを自ら切ってしまえば、その縁は無くなってしまう。震災を体験したことで「生きる意味」というものを深く考えることとなりました。

「生きるとは人との縁をつなぐことこと。自分の会社を成長させるということは、世の中の人に尽くすということに繋がります。そしてそれは人への感謝を忘れず、自分が生きた人生への恩返しでもあると思います。」

 

影谷さんも今の仕事は胸を張って良い仕事。

誰になんと言われようと、会社を成長させて、人のために尽くしてくださいね。

 

いつ死んでも惜しくないように。

私は「いつ死んでも惜しくないように」といつも感じながら仕事をしています。震災で生き残ったからには、世のため人のために頑張りたいと思いました。その後も人生の転機は好機だと捉え、様々な事業に取り組んできました。人の役に立ちたい、恩返しをしたいという思いが、私の全ての原動力となっているのです。

いつ死んでも惜しくない様に働こうと言ったのは、あのスティーブ・ジョブズ氏も名言として残されています。

限られた時間を限られた人生で働く。

私も全力で会社経営を行っていた時、いつ死んで悔いが無いように働いていた気がします。

自分の力がどこまで通用するのか、世の中の人は私たちを待っているのだ、そのためにも悔いを残したくない、その一心だったように感じます。

体はぼろぼろでしたが、それ以上の心の充実感を感じたことは今でも財産です。

いつ死んでも惜しくない様に社会のために尽くす。

それは自分の信念を世の中に証明するとういうこと。

会社を成長させることはその端緒です。

ぜひあなたも会社のため、あなたの思い描く経営のため、よりいっそうに「尽くして」ください。

 

『黄金の智恵袋』

本日もご覧いただき、誠にありがとうございました。

 

ABOUTこの記事をかいた人

影谷(かげたに)

執筆者【経歴】関西出身 ▶︎年商2億円の事務所経営経験(芸能関係/10年) ▶︎国内ポピュラーコンサート・イベント運営企画 業務に携わっています▶︎ Blog「黄金の知恵袋」 (最高月3万PV )運営 ▶︎ 元・超あがり症 ▶︎ ビジネスに関する税対策や経営実務が得意です ▶︎伝えたいこと:自分がビジネスマンとしてレベルアップしたときに経験した知恵と面倒な経営実務や財務処理、税の対策を中心に「経営で頑張る人」に悩みとその解決策をお伝えしています。▶︎メッセージ:このブログのビジネステクニックや思考力を実践して一流のビジネスパーソンを目指してください!