「良いものを安く」は間違い/ミキハウスグループ社長 木村 皓一

「良いものを安く」は間違い

ミキハウスグループ 社長 木村 皓一(きむら こういち)

はじめに

こんにちは。影谷です。

本日は子供服でお馴染みのMiKiHouse・ミキハウスの名物社長「木村皓一」さんのビジネス思考力をお伝えしたいと思います。

正直私の仕事の成果は出せませんでしたが、あまりにも強烈なキャラクターと人を惹き付ける印象だったので、お会いした時の少しだけ聞いた帝王学をご紹介したいと思います。

記事の信頼性

 

この記事を書いている私は、過去に赤字経営だった事務所経営を黒字化し、年商2億円を売り上げていました。

現在も事業イベントプロデュースのビジネスに携わる傍ら、日本中の知識人から学んだ経営術を伝える当ブログを運営しています。

特に対面営業と経営実務に関することを追求することが好きです。

ミキハウスグループ 社長 木村 皓一(きむら こういち)

1945年滋賀県生まれ。関西大学経済学部在学中から野村證券でアルバイトを始め、中退し同社入社。71年子ども服製造卸会社・三起産業を創業。78年三起商行を設立。大阪府八尾の小さな個人商店から、「ミキハウス」というブランド戦略で、子ども服のトップ企業へ。国内約200店鋪、海外11か国24店鋪を展開し、従業員1000人を抱えるミキハウスグループを一代で築き上げた。オリンピック選手を育成するスポーツ支援にも力を注ぎ、2000年にはITで子育て情報を提供する「ミキハウス子育て総研」を設立。

お会いしたのはもう10年以上前になりますが、その強烈なインパクトは未だに鮮烈に覚えております(笑)。

面談時間に少し遅れて登場した木村社長のそのお姿はまさかの「野球ユニフォーム姿」。

「いやいや今会社のソフト部の試合に行っててね!攻撃回の途中で離脱してきたよ」

目を丸くする私に、「こんな人間なのでよろしく」と言われたことが強烈でした(笑)。

横に同席していた社員さんも「日常茶飯事です」と言わんばかりの対応で、私も第一声に「勝ってましたか?」と聞いてしまいました(笑)。

雑談も楽しかったことを覚えています。

木村社長と面談させていただいた社長室からは一面外の景色を眺めることができ、大阪の八尾空港という小さい飛行場までも見えます。その景観に見とれていると木村社長が面白い話を聞かせてくれました。

「先日、アメリカのナイキとの商談があってね。先方の社長が自らこちらまで乗り込んできてくれたんだよ。自家用ジェットで来日して関西空港に着いたのだけれど、私に会うなり『日本の飛行機発着料が高すぎる!ミキハウスの会社にもプライベート飛行場があるのなら、そちらを紹介してよ!』と(笑)。いや、あれはうちのでは無いよ、大阪の八尾空港という小さい飛行場だよ、と説明したけど、半信半疑だったんだよ。というのもナイキの社長はうちのことをあまり知らないで日本に来たみたい。アメリカでは大企業のほとんどはプライベートジェットと飛行場を完備しているそうだ。これからうち(ナイキ)という大ブランドと共に仕事を使用とする子供服企業はさぞでかいのだろうと思っていたのだそうだ。たしかに昔に比べれば大きい会社にうちもなったが、飛行機を持てるほどでは無いからね(笑)。もっと頑張らないとと思ったよ(笑)。」

良品への最適価格

(以下 木村社長のことば)

私が大切にしている価値観のひとつに、いいモノは高く販売するという想いがあります。

今の世間の潮流は「いいモノを安く」ですよね。

でもそれ、おかしいんちゃうかと。付加価値に見合う金額をきちんといただき、それで納得してもらえる商売をせなあかんと思っています。

お客さんが納得をして、ちゃんと「この商品にならこれだけ払う価値がある」と感じてもらってなんぼと思います。

創業当時、私は自分の自慢できる商品をもって販売先開拓のために九州へ行きました。しかし門前払いも良いところ。でもその良さを説明して回ったら理解してくれる人が増えた。

安いに越したことはないけれど、安いにはもちろん理由がある。私たちはなぜ高いかという理由を丁寧に説明して回ったのです。

商品の品質、商品の配送、商品のデザイン。

三拍子揃ってのミキハウス。

これが会社を大きくさせた理由でしょうね。

決して妥協しない。決して目先の利益だけを追わない。ということですな。

これまでの成功者の思考力でもお届けしていますが、大きな企業、息の長い歴史ある企業の経営者たちはこぞって「目先の利益に惑わされるな」と言っていることを思い浮かびます。

大切なのは手塩にかけたわが子同然の自分の事業(商材)をたたき売らず、そのコンセプトをしっかりと伝えた販売を行うことが必要ということですね。

良品だけどコストが高く付く。しかし安価にするためにはコストを下げなくてはならない。

ここに企業努力の真髄があるのでしょうが、始めから「安かろう悪かろう」では商売精神に反していると私は思います。

木村社長のビジネス思考力を思い起こして、自分も「叩き売る」ということを戒めることをしておりました。

あなたも自分の商材が世の中に必要とされているという絶対の自信があるなら、決して人の声に負けずに価格設定してください。

いかがでしたでしょうか。

本日はミキハウス・木村皓一さんの思考力をお伝えしました。

 

「黄金の智恵袋」

本日もご覧いただき誠にありがとうございました。

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執筆者【経歴】関西出身 ▶︎年商2億円の事務所経営経験(芸能関係/10年) ▶︎国内ポピュラーコンサート・イベント運営企画 業務に携わっています▶︎ Blog「黄金の知恵袋」 (最高月3万PV )運営 ▶︎ 元・超あがり症 ▶︎ ビジネスに関する税対策や経営実務が得意です ▶︎伝えたいこと:自分がビジネスマンとしてレベルアップしたときに経験した知恵と面倒な経営実務や財務処理、税の対策を中心に「経営で頑張る人」に悩みとその解決策をお伝えしています。▶︎メッセージ:このブログのビジネステクニックや思考力を実践して一流のビジネスパーソンを目指してください!