■目次
落合信子(落合博満の妻)の黒子への徹し方
はじめに
こんにちは、影谷です。
ふと昔お会いした中で強烈なインパクトだったにも関わらず、10数年ほど忘れていた人の名言を思い出しましたので投稿します。
今回ご紹介するのは「落合博満」さんの奥様である「落合信子」さんをご紹介したいと思います。
落合信子さんとお会いしたのは激務中の数十分に頂戴できた時間、それも関西空港での移動途中でした。
まだ小学生くらいの息子・ふくし君もいましたね。東京に戻られるタイミングだったんだと思います。
落合夫人の印象もさることながら、ご子息の印象も半端なかったですが笑。
本日は落合信子さんから聞いた話をご紹介したいと思います。
✔記事の信頼性

この記事を書いている私は、過去に赤字経営だった事務所経営を黒字化し、年商2億円を売り上げていました。
現在も事業イベントプロデュースのビジネスに携わる傍ら、日本中の知識人から学んだ経営術を伝える当ブログを運営しています。
特に対面営業と経営実務に関することを追求することが好きです。
落合信子
落合 信子(おちあい のぶこ)1944年9月18日 生まれ。タレント。元プロ野球選手・監督の落合博満の妻。声優の落合福嗣の母でもある。長野県飯田市出身。飯田女子高等学校卒業。血液型はA型。博満の夫人ということ以外にも特異なキャラクターを買われ、メディアにも一人でゲストとして出演することが増えていった。

影の存在として黒子に徹する力
信子夫人とお話ししている際、いつも気にしているのは「影に徹する黒子としての存在」ということでした。
その中でお聞きしたことをご紹介します。
エピソード1 「歯並び」
夫・博満さんはロッテ時代でまだ一軍半であった時期、当時、信子が経営するスナックバーの常連客だったそうです。信子さんは博満さんに対して「才能のあるアンタが何で年俸360万円なの? 私よりも稼ぎが少ないじゃない!」と揶揄しながらも、「アンタはプロ野球選手として一体何を目指しているの?」と問い質すと、博満さんは「三冠王になりたい」と答えたそうです。すると信子さんは、「じゃあアンタ、歯を治しなさい」と、数百万円を提供して歯の治療・矯正をさせたそうでした。
これは今では当たり前に言われている「歯の噛み合わせから生じる身体能力の低下」につながることをすでに見抜いていた信子夫人の初めての黒子としての力だったと思います。
現在ではテニスの錦織圭さんがこの問題を指摘されていますよね。それぐらい歯並びって重要なんだと思います。

エピソード2 「現状に満足するな」
1983年、落合博満さんは1981年から3年連続で首位打者となったが、翌1984年は首位打者、最多本塁打、最多打点のいずれもタイトルを逃しました。それに信子さんは「悔しいのなら三冠王をもう一度獲れ。そしたら(三冠王を二回獲った)王さんに並ぶよ」とハッパをかけたそうです。1985年は文句無しの好成績で3年ぶり2度目の三冠王となり、当時のマスコミ、世間は博満さんを絶賛しました。しかし信子さんだけは周囲からの評価にも一切惑わされず、「まだ王さんに並んで満足しちゃダメ。世界の王を抜いてみなさいよ!」と、気合いを入れ直したそうです。すると博満さんは、翌1986年も前人未到となる通算3度目の三冠王を獲得。世間から『悪妻』のレッテルを貼られ続けた信子夫人への批評が一変した瞬間でした。
世の中の評価ばかり気にせずに本来の目標を目指させるという黒子の力。まさに妻だからこそできることです。
エピソード3 風俗(ソープランド)通い
落合博満さんはロッテ時代に既婚でありながら時折、風俗(ソープランド)通いをしていた博満に対して、信子さんはそのことを責めました。しかし博満さんは、「ソープランドは浮気じゃない!性処理だ!」と開き直ったそうです。
信子さんはこの発言にムッとしたそうですが、それよりも落合博満という男の可能性をこの発言から感じたそうで、独学でソープランド技術ををマスターし、自宅で「ソープランドごっこ」してあげるという手段に出たそうです。それからというもの博満さんののソープ通いは収まり、後に友人から「落合は結婚してから夜遊びしなくなった。キャンプ中も練習以外はずっと部屋にいた。信子夫人のおかげで野球に身が入るようになったんだろう。」と言われています。
目的を果たすためならどんな手段もいとわない、信子夫人らしいエピソードですね。本当に感服いたします。

決して前に出ず、目的だけは果たす
どうしても周りの環境が良くなったりすると、自分を売り込むことばかり考えがちです。
落合夫人は「自我殺」を徹底し、落合博満という英雄の陰でそのジッとその行動を操って目的を果たしていたように感じます。
どんな英雄であれ、一人の人間。迷いもあれば悩みもある。
そんな時に黒子の存在というのは本当に頼りになるのでしょう。落合博満さんが奥様を大事にする理由がよくわかりました。

最後に
いかがでしたでしょうか。
落合信子夫人の「黒子の力」。ぜひ参考にしてみてください。
本日もご覧いただき、誠にありがとうございました。