男鹿和雄(スタジオジブリ元美術監督)/自分で歩いた体験でしか実学は生まれない。

自分で歩いた体験でしか実学は生まれない。

男鹿和雄(スタジオジブリ元美術監督)

はじめに

こんにちは。影谷(かげたに)です。

本日はスタジオジブリ元美術監督(現在はフリー)の男鹿和雄さんからのビジネス思考力をお伝えしたいと思います。

男鹿さんと言えば、ずはり『となりのトトロ』の森を書いた人。

宮崎監督や高畑監督、鈴木敏夫さんのような有名プロデューサーが表に立ちがちなので一般的には知られていないかもしれませんが、私たちの世界では超が3つくらい付く有名人です。

私も一度同じ企画制作プロジェクトでお仕事をさせていただきました。

男鹿さんの職人とも言えるその妙技と作品への息吹をしっかりと受け止めて営業制作をさせていただいたことは大変誇り高く今でも思います。

男鹿さんの仕事の丁寧さというと、本当に常人では考えられないぐらい緻密な作業力があります。

圧倒的な調査力と表現力。

いつも思うのですが、この力はどの分野でも活かされ、必要とされるものでしょう。

私もこの力を取り込みながら仕事をすれば、どんな仕事でも必ず成功すると感じています。

記事の信頼性

 

この記事を書いている私は、過去に赤字経営だった事務所経営を黒字化し、年商2億円を売り上げていました。

現在も事業イベントプロデュースのビジネスに携わる傍ら、日本中の知識人から学んだ経営術を伝える当ブログを運営しています。

特に対面営業と経営実務に関することを追求することが好きです。

男鹿和雄

おがかずお。1952年2月29日秋田県生まれ。1972年、アニメーション背景美術の会社、小林プロダクションに入社。
「樫の木モック」(TV)で初めて背景を手がける。以後数々のアニメーション作品の背景に参加。
スタジオジブリ作品では「となりのトトロ」「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「もののけ姫」の美術監督。「ハウルの動く城」「ゲド戦記」の背景も担当。
著書に『男鹿和雄画集』、『男鹿和雄画集 』(以上徳間書店)、『第二楽章―ヒロシマの風』(吉永小百合編 角川書店)、『第二楽章―長崎から』(吉永小百合編 講談社)、『ねずてん』(アインズ社)などがある。

日本アニメーション界の巨頭、スタジオジブリの宮﨑監督と高畑監督からはこのような男鹿さんのことをこのように伝えています。

 

「『となりのトトロ』の世界の味を出しているのは、男鹿さんの美術のおかげだと思ってる。」 by宮崎駿

 

「男鹿さんの描く絵では空気も澄んでいます。風が吹けば、木々は葉をさらさらと鳴らしてくれそうです。」by高畑勲

 

男鹿さんの作品には生きた「瑞々しさ」があるといいます。

実際私も原画を拝見したことが何度かか有りましたが、その作品の表現力はそのまま自然から飛び出してきたかのように感じました。

「となりのトトロ」をご覧になった方ならわかると思いますが、サツキがメイを探すシーンで描かれた動植物の風景はまさに『不安』をそのまま表したかのような風景でした。

自然の素晴らしさを伝えるだけでなく、自然の恐怖をも伝えることができる絵職人。

日本でも数少ない「本物」のクリエイターだと感じます。

 

男鹿和雄流 人間力の磨き方

私は男鹿さんの圧倒的な画力の源は、その人間力にあると感じています。

気取らず、型にはまらず、素朴に生きる。

その生きてきた人間力が作品に投影され、数多くの名作が生まれたのです。

私は男鹿さんに「人間力の磨き方」をお伺いしたことがありました。

すると率直な答えが返ってきました。

 

『情報が溢れ、ものに溢れ、移動手段も早くなり、何でもすぐに知識を得られる時代になりました。しかし果たして私達、「人」はそのスピードに対応しているのでしょうか。今から思えば不便と言われた時代からでも数十年しか経っていないのに、ものの時間だけは早くなった。しかし人の進化はそのスピードに追いついているのでしょうか。実は私は現代人が「なんとなくその速さに慣れただけ」なのではないかと感じています。速いという時間軸は情報や知識をすべて自分のものにできたと勘違いしがちです。実際に手にとったり、触れたり、目で直接見たりせず、自分のものになったと言えるのでしょうか。歩いていなければ見えないものがあるんです。いまの時代、誰でも簡単に遠くに行けてしまう。しかし自分の力で歩めた分だけ、自分で歩ける範囲だけに目を向けてみるとそのぐらいの知識量がちょうど良いと思います。人間力を磨くためにあらゆるものに手を出すのではなく、自分の歩める範囲でしか物事を学ぶことが大切です。」

 

男鹿さんはご自身の作品に自分が少年時代に見た「秋田の原風景」を追憶し、アニメーションや絵コンテに投影しているのだそうです。

そして実際にまたご自身が一人で歩いて山を駆け回り、そこで得た自然しか描きません。

自分で得た体験でしか実学は生まれないのだそうです。

私も仕事で数多くの経験をさせてもらいました。

その経験は今でも私を助けてくれています。

あなたも一度自分を磨く前に男鹿和雄流の「人間力の磨き方」を参考にしてみては。

 

「黄金の知恵袋」

本日もご覧いただき、誠にありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

影谷(かげたに)

執筆者【経歴】関西出身 ▶︎年商2億円の事務所経営経験(芸能関係/10年) ▶︎国内ポピュラーコンサート・イベント運営企画 業務に携わっています▶︎ Blog「黄金の知恵袋」 (最高月3万PV )運営 ▶︎ 元・超あがり症 ▶︎ ビジネスに関する税対策や経営実務が得意です ▶︎伝えたいこと:自分がビジネスマンとしてレベルアップしたときに経験した知恵と面倒な経営実務や財務処理、税の対策を中心に「経営で頑張る人」に悩みとその解決策をお伝えしています。▶︎メッセージ:このブログのビジネステクニックや思考力を実践して一流のビジネスパーソンを目指してください!