山折哲雄 その3/死への最高のマネジメント

「死を考えることは人生の最高のマネジメントを行うことである」

山折哲雄 宗教学者・評論家

 

はじめに

あなたは「死」についてどう考えていますか?

突然のブラックな問いかけ、ごめんなさい。びっくりされたことでしょう。
しかしこの思考力を身につけるということは、必ず万民が平等に訪れる終着地への考え方を常に意識することで成功するビジネスパーソンになれるための方法です。

気持ち悪いかもしれませんが、お付き合いください。

あなたにも必ず訪れる「死」。それが早いか遅いか。それは誰にもわかりませんが、その結果は必ず訪れます。

しかし私がお会いした知恵者や成功者たちは「死」についてネガティブな姿勢よりも、むしろポジティブに向き合っている方が多かったように思います。

本日はその世界の権威である我が師匠・山折先生からのお言葉です。

記事の信頼性

 

この記事を書いている私は、過去に赤字経営だった事務所経営を黒字化し、年商2億円を売り上げていました。

現在も事業イベントプロデュースのビジネスに携わる傍ら、日本中の知識人から学んだ経営術を伝える当ブログを運営しています。

特に対面営業と経理実務に関することを追求することが好きです。

山折哲雄

宗教学者、評論家。1931(昭和6)年、サンフランシスコ生まれ。1954年、東北大学インド哲学科卒業。国際日本文化研究センター名誉教授(元所長)、国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。

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君はいつ死ぬかとか考えたことがあるか

当時28歳の私は仕事もバリバリしていましたし、仕事の刺激で満ち溢れ、充実した毎日を過ごしておりました。

その日も山折先生のもとへ近況報告に言っていた時のことです。

「影谷君、死について考えたことがあるか。君はいつ死ぬとか、いつ死にたいと思い浮かべたことがあるか。」

なぜそのような質問をされたのか。お会いしていた時の前後の文略が覚えていないのでなんとも言えないのですが、山折先生は確かにこうお聞きになられました。

 

私は「先生、縁起でもないこと言わないでくださいよ(笑)。正直、想像もしたことがありません(笑)。というよりも考えがそんなところに至らないくらい仕事が忙しいです。もし死ぬなら過労死か営業車での交通事故死とかですかね(笑)」と冗談半分に答えました。

 

山折先生も「そりゃそうか、20代だもんな。」とカラカラと笑われていましたが、

「しかしだな。28歳でも知っていて損はないかな。」と言葉の真意を語りだしました。

 

「今の時代、『終活』なんて言葉があって自分の最期をどのように終えたいか。そのための準備をどうするのかということを60代から70代くらいがこぞってやってるよな。世間が掻き立ててまさに終活ブーム。俺のところにもそんな老人たちからの相談の声が多数届く。俺の専門分野上、そんな方たちにお話をする機会も多いが、俺はむしろ、20代から30代の若者こそが終活というものを考えたほうが良いと感じるんだよな。『死』というものは若者こそ身近に感じてほしいのだよ。

 

死を考えることは自分というフィールドで最高のマネジメントを行うこと。

 

山折先生は続けてこう言われました。

「君たち若者は『死』というものが自分たちにはまだまだ無縁のことと思っているかもしれない。しかしな、死というのは生を受けた瞬間から決まっているゴール地点だ。それは早く来るのか、遅く来るのかという違いだけ。時間というものは万民に平等にもたらす課題なのだよ。俺が死について語るなら、『死』とはいつもそばにある無情だ。無情とどう向き合い、どのような無情で終えたいか。それは与えられた時間という課題にどう挑戦していくかということを日々考えることで解決するように思うぞ。つまり、死を考えるということは自分という環境(フィールド)で最高のマネジメントを考えるということなのだよ。君も決して早い遅いと思わず、どのように生きたいかということを平常から考えておきなさい。」

 

この言葉をお聞きした時、自分もハッとしたことがあります。

アップル創設者スティーブ・ジョブズ氏は

「毎日を人生最後の日だと思って生きれば、いつか必ずその日は来るだろう。」

「もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことだろうか?」

「自分もいつかは死ぬ。それを思い出すことは、失うものなど何もないということを気づかせてくれる最善の方法です。」

という限られた人生の中でどう考えて行動を起こすかということを投げなかける言葉を残されています。

 

自分がいつ死ぬかというネガティブな思考力を持つよりも、その「死」までの道のりをどれだけ充実させられるのか、というポジティブな姿勢に変えてみることも一つの成功への思考力と言えると思います。

時間は限られている。あなたもあなたが思う行動をすぐにとることが必要ではないでしょうか。

 

今回は「死をどうマネジメントするか」という思考力をお届けしました。

「黄金の知恵袋」

本日もご覧いただきありがとうございました。

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影谷(かげたに)

執筆者【経歴】関西出身 ▶︎年商2億円の事務所経営経験(芸能関係/10年) ▶︎国内ポピュラーコンサート・イベント運営企画 業務に携わっています▶︎ Blog「黄金の知恵袋」 (最高月3万PV )運営 ▶︎ 元・超あがり症 ▶︎ ビジネスに関する税対策や経営実務が得意です ▶︎伝えたいこと:自分がビジネスマンとしてレベルアップしたときに経験した知恵と面倒な経営実務や財務処理、税の対策を中心に「経営で頑張る人」に悩みとその解決策をお伝えしています。▶︎メッセージ:このブログのビジネステクニックや思考力を実践して一流のビジネスパーソンを目指してください!