多くの経営者が仕事「破滅」を回避するために行っている日頃からの習慣3つ
〜その3〜 時間が一番価値のあるものだと理解している。
はじめに
こんにちは。影谷(かげたに)です。
本日は前回に引き続き、多くの経営者が「破滅」を回避するために行っている日頃からの習慣3つのテーマ、その3をお伝えします。
前回、前々回はその1、その2として、成功している経営者の日頃からの習慣をお伝えしました。
ぜひその記事もご参考にしてみてください。↓合わせて読みたい
もう一度おさらいですが、
あなたはご自身の事業が「破滅する」ということを意識したことはありますか?
そんな、縁起でも無い!・・・という声が聞こえてきそうですが、私は実際にそのような光景を何度も見てきました。
職業柄、いろんな経営者さんとお会いする機会が多かった私ですが、華々しく輝いている成功者さんがいる反面、大変悲しいことですがその「成功」という名から離脱されていく経営者の方を何度となくお見受けしました。
私の仕事はイベント興行だったので、公演のスポンサー協賛を得るために、たくさんの企業経営者とお会いしていたのです。
昨年まではあんなに羽振りが良かったのに・・・、あんなに輝いて人生を謳歌しているように見えたのに・・・、その姿すらお見受け出来なくなって雲隠れなんてことも多々ありました。
そんな中で「萬年成功者」と「スポット成功者」の違いが何となくわかるようになってきたので、その違いについてお伝えしたいと思っています。
あなたが成功者として「破滅」を回避できる思考力の一助になれば幸いです。
今日は「破滅回避の習慣〜その3〜」です
「破滅回避の習慣〜その3〜」 時間が一番価値があるものだと理解している
「時は金なり」と言います。
しかし優れた経営者は「時間=お金」とは考えていません。
「時間>お金」と考えています。
私がお会いした優れた経営者たちは「時間」を使うことをとても慎重かつ大胆に行動します。
それは「時間」というものがこの世で一番重要ということを理解しているからです。
私が20代で事務所の経営を行っていた時、多くの先輩経営者から「10年経ってもまだ30代か。なんて素晴らしい。」「経営者としての生き方をまだこれからいくらでも学べる時間が羨ましい」と言われたものです。
当時はあまりピンと来ていませんでしたが、今となれば大きくうなずけます。
20代の私は「いや、あなたのような経営力と財力を得た人間が私のような零細事務所から何が欲しいのよ(笑)」と心のなかで思っていました。
しかし私も40歳という年齢になろうとしている今、20代のビジネスパーソン達をみると「その時間を今ならもっと有効に使える」なんて思うものです。
何かを達成した人がもう一度その理論を実証するために「すべてのブランドを捨てて1からやり直したい」ということをよく耳にします。
評価は別として芸能界で大成した「島田紳助氏」はかつてNSC研究生での講義で・・・
「君たちの時間がもしお金で買えるなら全財産10億円を払ってでも買いたい。俺は君たち以上に多くのものを持っているが、一つだけ負けるものがある。それが君たちが追いかける夢だ。僕は今、まっさらな気持ちで夢を追いかけることはもうできない。島田紳助というブランドが邪魔をするからだ。自分が成功できた理論(メゾット)をもう1度実証するために、自分がもう一度君たちの年齢や若さを手に入れられるのであれば、すべての財産と交換しても良い」
ということを発言しています。

あの起業家・ホリエモンこと堀江貴文氏も「時間が何よりも一番尊い。物事を考えているばかりで実行しないやつは時間という価値をドブに捨てているようなもの」ということも言っているように、それだけ時間というものが何もより価値のあるものだということを理解しているのだと思います。
私がお会いしていた優れた経営者、知識人たちはこの考えに精通していました。
分単位で与えられた面会時間、時間短縮のためのプレゼン用資料の事前提出、プロジェクトの立ち上げを即決で決める決断時間…。
時間をいかに効率良く使うことが重要か。言葉では教えてもらうことはなかったですが、ビシビシと身にしみて感じていました。
あるとき私が一つの企画で思い悩んでいると、
「悩む時間を実行する時間に切り替えて、その都度修正しながら行動していったほうが仕事のため、君のため、相手のためになる。時間を無駄にしないで成功できるというビジョンだけもっていれば、すぐ行動したほうがいい。その思考力は日々の習慣で体得できるから、君も経営者なら頭の中を整理しながら一番効率よく実行できる習慣を身につけよう」
と、とある経営者から言われたことがあります。
私もその言葉で「時間>お金」ということを意識するようになり、仕事にプライベートに充実した時間を過ごせるようになりました。
また本業においては効率的な仕事の作り方を実践し、仕事のスタッフ分担や専門職(プロ)への外注などを積極的に行い、年商2億円という結果を生み出せました。
日頃の習慣が成功するためのビジネス思考力を養うのです。
あなたも成功するために日頃から「時間の価値」を再認識し、そのための習慣を実行してはいかがでしょうか?
本日は「多くの経営者が「破滅」を回避するために行っている日頃からの習慣3つ 〜その3〜 時間が一番価値のあるものだと理解している。」をお届けしました。
「黄金の知恵袋」
本日もご覧いただき、誠にありがとうございました。
追記
私が本業に専念でき、時間短縮のために行った一番の成功例は「日々の経営実務・財務処理を顧問税理士にお願いする」というものでした。
ここでは私がお願いして一番良かったと思う税理士さんをご紹介しています。
合わせてご覧ください。