結婚式やお葬式のご祝儀や香典は経費で落とそう!冠婚葬祭費用の会計処理と注意点

結婚式やお葬式のご祝儀や香典は経費で落とそう!冠婚葬祭費用の会計処理と注意点

お悩みの人
お世話になっていた方が亡くなられました。お葬式でのお香典は経費で落ちるのでしょうか?そもそも領収書なんてもらえないのですが・・・?

はじめに

おはようございます。影谷(かげたに)です。

仕事をしていると仕事先や関係先で人にお世話になったり、お世話をしたりする機会が増えます。

その人脈が増えれば増えるほど、自分の財産として自分が困ったときに助けてくれる存在になると思いますが、その分お付き合いも多くなり、多くの出費がかかってきますよね。

その中でも結婚式やお葬式でかかかるご祝儀や香典などの冠婚葬祭で支出した費用は経費になるのでしょうか?

このような判断に迷う、冠婚葬祭の経費処理について、本日はご紹介します。

本記事の内容

✔ 祝儀・香典の経費の落とし方

✔ 経費の仕訳・勘定科目

✔ 領収書をもらえなかったら

 

記事の信頼性

 

この記事を書いている私は、過去に赤字経営だった事務所経営を黒字化し、年商2億円を売り上げていました。

現在も事業イベントプロデュースのビジネスに携わる傍ら、日本中の知識人から学んだ経営術を伝える当ブログを運営しています。

特に対面営業と経理実務、税に関することを追求することが好きです。

ご祝儀や香典って経費で落とせるの?

以前の記事でも触れましたが、祝儀や香典などは、内容によっては経費として計上できます。

領収書を再発行?なくした時の対処法

影谷トモ
ポイントは「誰の冠婚葬祭なのか」と「いくら渡すのか」という点です。

自社と関係のある冠婚葬祭の場合

自分の会社と関係のある企業さんや団体さんの冠婚葬祭であれば、祝儀や香典を経費として計上できます。

また、自社のスタッフ・従業員や取引先などの結婚式やお葬式も同様に計上できます。

このような慶弔費は、交際費や福利厚生費として計上することが可能です。

しかし、一方で仕事や事業とは関係のない、親族や友人といったプライベートな冠婚葬祭の場合は計上できません。

事業に関係する冠婚葬祭費用とプライベートなものを分けておくことが大切です。

影谷トモ
その線引ってあってないようなものなんですがね(笑)要するに指摘されたときに説明がちゃんと付くかということでしょう。

高額な祝儀や香典には要注意

祝儀や香典というものは、税務上は「社会通念上、一般的な額の範囲内」と定められています。つまり「常識の範囲内」ということですね。

なので、高額な祝儀や香典を送る場合、その扱いが「給与」として扱われたり、「贈与」とみなされる可能性があります。

いい換えれば、慶弔費を受け取った側が、所得税や贈与税といった税金を納めなければならないのです。

現地までの交通費や宿泊費も経費にできる

冠婚葬祭に参加するにあたり、会場への移動やホテルへの宿泊なども必要になることがあります。

こういった交通費や宿泊費も、もちろん経費として計上できます。※自社と関係のある企業や団体の冠婚葬祭に限る。

したがって、バス代やタクシー代、新幹線代、飛行機代、ホテル代などが発生したら、その領収証などを保管しておきましょう。

なお、記帳の際には勘定科目に「旅費交通費」を使います。

経費の落とし方・その1 「交際費」として計上する場合

取引先の冠婚葬祭に参加する」場合の祝儀や香典の経費の科目は「交際費」として処理します。

これまで取引をしていた会社やこれから取引を予定している会社でもOKです。

なおお祭りなどの「地域行事」に参加する場合、交際費ではなく「寄付行為」と判断される場合もありますから、そんな時は会計士さんや税理士さんに相談してみましょう。

経費の落とし方・その2 「福利厚生費」として計上する場合

その一方で「役員や従業員の冠婚葬祭に参加する」場合の祝儀や香典の経費科目は「福利厚生費」として処理します。またその親族に関する冠婚葬祭費用も福利厚生費として計上できますよ。

ただ会社で福利厚生費で計上するためにはある一定の社内規定を設けておいて、そのルールで執行することが望ましく思います。

領収書がない場合はどうする?

通常、祝儀や香典を渡す場合は、領収書やレシートといった書類を受け取ることはありませんよね。

そもそももらえない領収書。ではどのようにして経費として計上するのかお教えします。

領収書を再発行?なくした時の対処法

日付や祝儀・香典の金額を記録しておく

領収書がない場合、その事実を記録しておけば祝儀や香典として支出した金額を証明できます。その際にはメモ用紙などで構わないので、「支払った日付、相手名、金額、内容」を記録しておきましょう。このようにすると領収書の代わりとすることができます。

また、祝儀や香典などを支払った際に、出金伝票をおこすという方法もあります。出金伝票とは現金で支払う際に使う伝票の一種で、100均でも購入できます。伝票には支払日、支払先、摘要、金額欄があるので、必要事項を記載して、保管しておきましょう。

案内状や会葬礼状などを保管しておく

領収書がない場合は、メモや出金伝票と合わせて、参加した冠婚葬祭の案内状や会葬礼状などを保管しておきましょう。こうした書類を残しておくことで、その方が実際に参加したことを証明できます。コピーでもいいので、一緒に残しておくようにしてください。

経費の仕訳に困ったら税理士さんへ相談しよう

事業に関係している人なら、冠婚葬祭での香典や祝儀の費用をどのように計上しようか迷ったことがあると思います。

私も付き合い上、冠婚葬祭には多く出席してそれなりの費用が出ました。

冠婚葬祭ばかりか、神社・仏閣での祈祷料や玉串料なども多く発生したこともあり、金額の大きさもまちまちだったのでその経費計上をどのようにしたらよいか悩むことも多くありました。

交際費なのか、寄付なのか、福利厚生なのか。。。そんな風に迷った時は税理士さんや会計士さんに相談してみましょう。

きっと力になってくれると思います。

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執筆者【経歴】関西出身 ▶︎年商2億円の事務所経営経験(芸能関係/10年) ▶︎国内ポピュラーコンサート・イベント運営企画 業務に携わっています▶︎ Blog「黄金の知恵袋」 (最高月3万PV )運営 ▶︎ 元・超あがり症 ▶︎ ビジネスに関する税対策や経営実務が得意です ▶︎伝えたいこと:自分がビジネスマンとしてレベルアップしたときに経験した知恵と面倒な経営実務や財務処理、税の対策を中心に「経営で頑張る人」に悩みとその解決策をお伝えしています。▶︎メッセージ:このブログのビジネステクニックや思考力を実践して一流のビジネスパーソンを目指してください!