■目次
成功者の特徴、「まず形から入ろう」
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はじめに
こんにちは。影谷(かげたに)です。
あなたは何かモノを成すとき、行動するとき、はじめるとき、どのようなことを意識しますか。
今日お伝えしたい思考力は、「形から入ろう」です。
よく物事をスタートさせたとき、「僕は形から入るタイプだから」と専門職やプロ顔負けの衣装や出で立ち、設備揃えで登場する人っていますよね。
あの考えって実は、成功者やお金持ちに多い思考なのです。
私のまわりにいた成功者やお金持ちの経営者の方は、特にこの考えが強い方が多かったように思います。
私はとある異業種交流会で仲良くなった同年代のグループがおりました。
飲み会の席でアウトドアを趣味にしている人間がいてその話題で盛り上がり、「カヤック」の魅力について語り出したのです。
彼の話は魅力的で、次回はこのグループでカヤック体験をして遊ぼう!ということになりました。
そこにいた私を含むほとんどの人間が、その言い出しっぺの友人が段取りしたカヤックと体験授業で軽く遊ぶつもりでした。
しかし成功者である一人の男性(以降はA氏)は密かに一人でカヤック教室(スクール)に通い、その深みを満喫し、いよいよグループで遊ぶとき、本気の姿勢で臨んできたのです。
趣味でカヤックを始めたA氏が初めてスクール卒業後に来た出で立ちは、
①50万円もする別注カヤック
②ウェア・スーツ一式
③おまけにカヤックを乗せるための高級オフロード車にまで乗り換えていた
というとんでもない出で立ちで現れ、周囲の度肝を抜いたことは今でも衝撃です。
A氏いわく、「形から入らないと何事も面白くないからね〜」と言っていましたが、その理論をちゃんと聞くととっても理にかなった思考力でした。
そんなA氏から聞いた思考力をもとに、本日は「成功したいなら形から入ろう」の思考力をお伝えしたいと思います。

本日はこんなお悩みを解決します。
✔本記事の内容
✔ 成功者の特徴
✔ 成功者は形から入る
✔ 成功者は学び続ける
✔ あなたも実践!形から入ろう
✔記事の信頼性

この記事を書いている私は、過去に赤字経営だった事務所経営を黒字化し、年商2億円を売り上げていました。
現在も事業イベントプロデュースのビジネスに携わる傍ら、日本中の知識人から学んだ経営術を伝える当ブログを運営しています。
特に対面営業と経営実務に関することを追求するのが好きです。
成功者は論理的思考を持っているからこそ「形から入る」
お金持ち、成功者は、常に論理的思考を持っています。
つまり、物事を筋道立てて考えた末に結論を導き出せる人ということです。
お金の使い方、人の使い方、時間の使い方、全てに自分流の論理を働かせています。
A氏から聞いた話で考えてみます。
A氏は常日頃から仕事に追われていました。
「自分は何でもそうだけど、やると決めたらとことん追求してやるタイプ。自分が120%楽しめるように万全を尽くすんだよ。形からでも良いから全てを120%で望めるような姿勢でやらないと、全てが中途半場で時間とお金の無駄になる。仕事が忙しくて、時間を縫うように遊ぶからこそ、遊びも100%でやりたい。」
仕事と趣味にも論理的思考を持つ。
過去の記事で優れた経営者ほど、時は金なりではなく、「お金<時間」と考える。時間に勝る価値のあるものはない。ということをご紹介しました。
「形から入る」ということは無駄にお金を使っているようで、逆に120%の意欲を持って取り組めるということなのでしょう。
時間と労力とお金を無駄にすることなく自分の意欲を駆り立てることができる覚悟を持てるには「形から入る」ということが重要なのだとA氏は語っていました。
成功者は専門分野を極めようとするからこそ「形から入る」
お金持ちになる人は、専門分野を極めることの大切さを知っています。
自分が仕事で携わっている分野で高い専門知識をつければ、それを元手に事業を起こすことも可能だし、より条件のいい会社に転職し高所得者になることだってできます。
つまり、自分の専門分野を極めればより高い収入を得ることができ、お金持ちになれる可能性も高くなるのです。
お金持ちになる人はその重要性を理解しており、常に自分の仕事に関する専門分野を極める努力を怠りません。
そのために「形から入る」という作業を行います。
A氏は趣味をするにも一流でしたが、仕事も一流のプロでした。
そんな彼が始めから一流であったかというと、答えはNoでしょう。
私は彼が駆け出しの頃のことをよく質問しました。
そして返ってくる返答は決まってこうです。
「すべて自分の業界で成功した者を真似るんだよ。そしてそれを自分で応用する。成功者の形を学んでそれを実践することが成功への近道と僕は思うね。つまり形から入るということかな。」
私は仕事上、芸能関係の役者さんとお会いする機会が多くありましたが、彼らのスキルアップ方法もまた『モノマネ』であると聞いたことがあります。
多くの役を演じることで自分の役者としてのスキルが上がる。それは「成功者の形を真似る」して自分も成功するという思考力に精通するものだと感じます。
既存の成功者のカタチを真似て、形から入る。
成功するための思考力です。

成功者は常に学び続けているからこそ「形から入る」
優れた経営者、成功者は仕事や趣味関係なく、学び続ける「姿勢」を持っています。
いつの時代もそうかもしれませんが、世の中を取り巻く環境は常に変化しています。
特に現代はIT化が進み、従来人がやっていた仕事がAIにとって代わられる時代です。
そのような時代に成功者たちは世の中の変化にも対応できるよう、常に学び続けて仕事で必要な自らの業務知識や一般的な知識はもちろんのこと、趣味においてもアップデートを欠かせません。
そして、その作業が豊かな人生と充実した時間をもたらしていると思います。
しかし日々の生活で忙しいなかで、ずーーーと学びの姿勢でいることはとても疲れるはず。
そんなとき、A氏はこう言います。
「24時間考えることはできないから、疲れた時は考えている『フリ』でいいんだよ。企画書をねっているフリ、本を読んでいるフリ、話を聞いているフリ。遊んでいるフリ。人間なんだから24時間100%なんて出せるわけない。気が乗らない時だってある。そんなしんどい時はやっているフリで充分。形だけでもやっているフリでいれば、また自然とエンジンがかかってくるんだから。これも『形から入る』ですよ。」
人間は機械ではない。
その時の調子もあれば、とりまく環境にも変化がある。
そんな時、自分を奮い起こすためにも「形から入る」ということが重要なのですね。

あなたもまずは形から入ろう
今回は、「成功者になるにはまず形から入ろう」というテーマでお届けしました。
このことは一見簡単そうに見えますが意外と大変かもしれません。常に強い意志で自分を確かめつつ、どんなときでも前向きな気持ちで努力を重ねる必要があるからです。
成功するにはどうしたらよいか、どのような勉強をすればよいか、そんな風に悩まず、まずは身近な成功者から真似る、すなわち「形から入る」作業ををおすすめします。
自分が成功者になるイメージを脳裏に浮かべつつ、その成功者のことを1つずつ真似してみてはいかがでしょうか。

おすすめの形から入るパターンをご紹介
1.高級車に乗って成功者になった気分
形だけであまり効果がないと思わないでください。
成功者が高級車に乗る理由はちゃんとあります。
下記にその理由を紹介しているページがありますので参考にしてください。
2.学びの姿勢を忘れない
学びの姿勢を崩さないことはお伝えしたとおりです。
でも本屋さんで参考書を取って新たに何かを始めるのはめんどくさい・・・という方は、オンラインでの講義などで資格を取るところからはじめてはいかがでしょうか?
きっとこちらもあなたの身を助けてくれることになると思います。
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本日は以上です。
ご覧いただき、誠にありがとうございました。