京都料亭・菊乃井 女将・村田英子/ものは言うてみ。人は使こうてみ。

「ものは言うてみ。人は使こうてみ。」
村田英子氏 京都老舗料亭 菊乃井 大女将

はじめに

こんにちは。影谷です。

あなたは部下や後輩に対してどのような考え方でマネジメントを行っていますか?

今回ご紹介する言葉はあの京都で超有名な老舗料亭「菊乃井」の先代女将・村田英子氏の言葉です。

菊乃井は大正元年(1912年)創業の歴史ある料亭で要人やVIP御用達であることはもちろん、京都でも名物割烹として大人気のお店です。

このお店を利用することになり、村田さんからこの言葉を聞くきっかけとなったのは、京都で知識人を集めた会食を行うという使命を当時の上司から下されたからです。

記事の信頼性

 

この記事を書いている私は、過去に赤字経営だった事務所経営を黒字化し、年商2億円を売り上げていました。

現在も事業イベントプロデュースのビジネスに携わる傍ら、日本中の知識人から学んだ経営術を伝える当ブログを運営しています。

特に対面営業と経理実務に関することを追求することが好きです。

菊乃井のご紹介

菊乃井は大正元年(1912年)創業。京都府京都市東山区に本社を置く料亭。 京都市に2店舗、東京都に1店舗を構えるほか、2009年に「ミシュランガイド京都・大阪2010」に掲載された。

京都の経済界・政界では超有名な要人御用達の一流日本料亭という印象です。

しかしランチ会席などもやっておられて、決して敷居が高すぎるということでもございません。

当時20代の「私も年に一度はこういう所で食事をしたいなぁ」と夢見たものでした。

そのメンバーというのがすごい

山折哲雄先生(宗教哲学者)、小林隆彰先生(比叡山延暦寺学問所所長)、水谷幸正先生(浄土宗宗務総長)、裏千家千玄室氏(大宗匠)代理、和菓子超有名企業の社長さん、上司・佐江場さん、私の敬愛する「知識の泉たち」を大集結した会合なのです。

※この方々の思考力もそれぞれご紹介しております。あわせてご覧ください。

 

当時、私は28歳で貧乏上がりですから、そんな方々が会食する場所なんてわかりません。

経験がまったく無いものですからホテルレストランが良いのか、場所を借りて仕出し料理を頼む方が良いのか、そんなこともわかりませんでした。

こんな時にやはり頼りになるのは人のお付き合いです。

私はその当時によく出入りしていた、京都のとある男性に相談を行いました。

「影谷君、よくそんなメンバーを一同に引き出したね(笑)」と驚いていらっしゃいましたが、「それならここだろうよ。僕が一本電話しといてあげよう」と菊乃井さんをご紹介いただきました。その方も実はものすごく然るべき方だったので、菊乃井さんからも「はいはいはいはい!聞いてますよ〜!よろこんで〜おこしやす〜!」的なことをお返事いただきました。

※しかし、私は実のところこの時は菊乃井さんがそんな老舗料亭であったとは全く知りませんでした。当日に現地に行ってその趣に腰を抜かし、〇〇さん、ありがとうございます!と心の中でお礼を言ったものです。

 

菊乃井はとにかくすごい

然るべき方からご紹介いただいた然るべき要人たちの会食。

ちなみに若造の私が電話で予約を入れたのと、我社が取りまとめる会食だったので菊乃井さんもまさかこんな要人が来るとはと思いもよらず、当日に「なんで言ってくれへんかったんどすか!お人が悪い!!」を怒られました(笑)。

 

それからというもの会食部屋では大女将自ら付きっきりでご対応いただきました。

※おそらくお部屋も予定していた場所からすぐに変えてくれた。

その話が面白いこと。

こちらの話の腰を折らず、でしゃばることなくきっちりと話に弾みを付けてくれる。

とてもスムーズなご接待をしていただきました。

 

その時に私に向かって名言を言ってくれたのです。

「影谷はんは、若いのにこんなすごいメンバーの中に混じってお食事をされている。さぞ努力家なんでしょうね。私も若い時分は苦労しましたえ。老舗というだけでその背負ってるもんが重たいこと。いつも泣いてた。でも初代の義父からようさん教えてもらいました。その一つにに『ものは言うてみ。人は使こうてみ。』という教えがあったんです。これは一つの経営術ですね。若いから従業員を動かすにも一筋縄ではいかん。でもどうせ言ってもやってくれない、手伝ってくれない、そのうまくいかないだろうという心のブレーキを知らず知らずに自分でかけてしまっている。そのブレーキをはずすためにもまずは『やってみよう』という気持ちが大切なんですね。行動することから始まるんですよね。私はこの言葉で女将という責務を全うしてきました。」

 

この言葉を聞いた時、会食メンバーからも「なるほど!」というお声があがりました。

やっぱり実践してきた方の生の声は違うなぁ!と感心されていたのを覚えています。

 

あなたも「どうせダメだろう」「言っても無駄」という心のブレーキかけていませんか?

村田英子大女将のようにまずは「やってみ!」の精神で行動するときっと物事も動くと思いますよ。

 

あと余談ではありますが、あがり症の私は会食の内容をこれしか覚えていません。

ただでさえ緊張するような料亭で、一人づつでも緊張するようなメンバーが一堂に会するとほんとすごい迫力。途中から若女将も加わるし、総料理長がご挨拶に来るしで、ずっとテンパってました。

緊張のあまりご飯の味どころか仕事の会話も覚えていません(笑)。※上司の佐江場さんがいてくれてよかった。

 

こんな機会二度と無いだろうなと思っておりましたが、二度目はありませんでしたね。

多忙なスケジュールをお持ちの皆さまが奇跡的に集まれた瞬間でした。

私にとっては良い思い出です。

 

「黄金の知恵袋」

本日もご覧いただき、誠にありがとうございました。

 

ABOUTこの記事をかいた人

執筆者【経歴】関西出身 ▶︎年商2億円の事務所経営経験(芸能関係/10年) ▶︎国内ポピュラーコンサート・イベント運営企画 業務に携わっています▶︎ Blog「黄金の知恵袋」 (最高月3万PV )運営 ▶︎ 元・超あがり症 ▶︎ ビジネスに関する税対策や経営実務が得意です ▶︎伝えたいこと:自分がビジネスマンとしてレベルアップしたときに経験した知恵と面倒な経営実務や財務処理、税の対策を中心に「経営で頑張る人」に悩みとその解決策をお伝えしています。▶︎メッセージ:このブログのビジネステクニックや思考力を実践して一流のビジネスパーソンを目指してください!