■目次
恋で仕事は頑張れる
恋って一番の仕事力になるのよ。
スナック経営者 50代?女性
はじめに
あなたは仕事をする上で部下や後輩がいますか?また彼・彼女たちの力をどう利用すれば120%の力を発揮してもらえるのかということを考えたことはあるでしょうか。
今回ご紹介するビジネスパーソンが成功する思考力は「恋って一番の仕事力」という言葉を伝えてくれたスナック経営者のママさんのお話です。
私は愛媛への出張で取引先とスナックでの接待がありました。
取引先のおじさん達は若いお姉さんがいるテーブルで大いに盛り上がっておりましたが、私は稀代のあがり症なので、ご接待は優秀な部下たちに任せて自分はテーブルには着かずカウンターで一人呑んでいました。
そんな若造に気を使ってくれたのか、スナックのママさんが私に話しかけてくれました。
「お兄さん、名刺ちょうだい。へぇー、若くみえるけど支社長さんだなんて立派ね!」
気さくに話しかけてくれたママさんにあがり症の私も心を許し、二人で愛媛の観光名所のことや名物料理など、他愛もない話をしていましたが、仕事の話を聞かれた時に名言をいただきました。
✔この記事を書いている私

この記事を書いている私は、過去に赤字経営だった事務所経営を黒字化し、年商2億円を売り上げていました。
現在も事業イベントプロデュースのビジネスに携わる傍ら、日本中の知識人から学んだ経営術を伝える当ブログを運営しています。
特に対面営業と経理実務に関することを追求することが好きです。
◆恋って一番の仕事力になのよ。若い部下(後輩)たちがあなたへ恋心をいだかせるようにしむけなさい。
当時の私は事務所経営も順調に進み、勢力の拡大を図っていました。
事務所スタッフのやる気と士気も高く、売上増大に向けて仕組みづくりを考えていた時です。
しかし仕組みづくりやマーケティングを考えても圧倒的に人材が足りませんでした。
今の私なら「無い労働力は他(外部)に任せれば良い。その作業は本当に成功のために必要か。」という切り落とし作業を行うと思うのですが、当時の私は圧倒的な人手不足に悩んでおりました。
ママさんに「人手不足で悩んでいる。今いるスタッフの士気は高いけど、もっと皆が成果を挙げられるようにするにはどうしたらいいでしょうか。」という相談をしました。
するとママさんからは「影谷さんは会社で部下から尊敬されている?もっと彼らからとって憧れのカリスマになりなさい。そのためには恋をさせるのよ。」という青春ソングのようなお言葉をかけてくれました。
キョトンとする私に「恋といっても本当に恋愛するわけじゃないよ(笑)。男も女もみんな、あなたに恋をさせる。恋って自分のことを自分以外の人が気を使ってくれるってことよ。そんな素敵な男性を目指しなさい」
仕事への尊敬はそのまま恋心になる。憧れの恋心をいだいたビジネスパーソンはより上司や経営者の力になろうと、上司と同じ思考で仕事をするようになる。そして更には自分の殻を破り、二段も三段も自分をステップアップさせたビジネスパーソンになる。
そう、これこそ起業家の思考を持ったビジネスパーソンが誕生する瞬間ですね。
熱心にテーブル席で取引先のおじさんたちのご接待をしている彼らの姿を見ながら、あがり症の上司を持った後輩たちはこれからどう学び、思考力を高めてくれるのかということを考えながらも、自分ももっと恋をさせられるような存在になろうと決意した瞬間でもありました。
今回は「ビジネスパーソンの恋力」についての思考力をお届けしました。
「黄金の知恵袋」
人生の先輩ママからの名言です。
本日もご覧いただき、誠にありがとうございました。
追記
店を去るときにママさんから一つ釘を刺されました。
「仕事で尊敬させた恋をホントの恋にしてはいけないわよ。そんなことして身を崩した人を何人も知ってるからね(笑)」と。
人生とは本当に長い道のりだと感じた瞬間でした。
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