■目次
お金持ちになるには
とある実業家からの話

はじめに
こんにちは。影谷(かげたに)です。
あなたはお金持ちになりたいですか。私はもちろんなりたいです。
お金持ちなんてエゴイズムだ、強欲の塊だ、なんて言わないでください。
お金があれば家族を豊かにできる。お金があれば自由な時間を得ることだってできる。
私は幼少時代から貧乏だったので、ひもじい思いをよくしました。
もちろん両親は私のために頑張ってくれていたと思いますが、それでも周りに比べればやはり恵まれていたというレベルではなかったように思います。
だからこそ自分の子どもに同じ思いをさせたくないといつも思っています。
子どもが学ぶために「こうしたい!」「これが欲しい!」というものが出てくれば、いとめなくその環境を与えてあげたいと思います。
お金で愛や友情、家族の信頼は買えないと言う人がいるかも知れません。
しかし、私の経験から言うとお金で買えなくても愛、友情、信頼は育めます。
そのためには『お金』が必要です。だから私はお金持ちになりたいと心から思います。
家族のためであり、自分のためなのです。
本日はとある実業家さんと食事した時に聞いた『お金持ちになるための方法』をお伝えします。
この方のお話を聞いて、私自身もお金に対する考え方が変わったきっかけにもなったお話です。
こんなお悩みを解決します。
✔本記事の内容
✔ 資産と負債の違い
✔ 借金をしても買って良いもの
✔記事の信頼性

この記事を書いている私は、過去に赤字経営だった事務所経営を黒字化し、年商2億円を売り上げていました。
現在も事業イベントプロデュースのビジネスに携わる傍ら、日本中の知識人から学んだ経営術を伝える当ブログを運営しています。
特に対面営業と経営実務に関することを追求することが好きです。
負債と資産の違い
実業家・U氏(50代男性)
その実業家(以降はU氏)は不動産を中心にインターネット販売やセミナー講座などを主催するような会社をされ、現在はファイナンシャルプランナーのエキスパートを集めた会社も起こしてマルチに活躍されている方です。
現在の総資産10億円、年商1億円という稼ぎを達成しているそうです。
そして何よりもU氏の経歴で驚くのは「中卒」ということ。
若い頃にかなりの苦労をされていたようですが、U氏の師匠というべき人との出会いにより「お金と時間の価値観」というものを180度変えることができ、日雇労働で稼いだ「種銭」を元に事業を始めたそうです。
Uさんがいつも日頃から言っているのは「学びながら働ける場所こそが最高」ということ。
彼もまた来たるべき「起業」までに多くの知識を得るために自分がスキルアップできるような職を選んで努力していたそうです。
まだまだITというものが世間でもあまり知られていなかった時代、「これからITの時代が来る!」と読み、全くの無知でWEBサービス系の仕事に飛び込んだU氏。
ちんぷんかんぷんだった仕事も2年もすればものになり、その技術を持ってまた違う車ネット販売会社にシステムエンジニアとして就職し、更にそこで販売システムや顧客チャネルなどを学び、異業種で独立・起業されました。
そしてそこからU氏の成功への道のりがスタートします。
現在では不動産収入を主力として複数の企業を経営する実業家となりました。
資産・負債の違い
U氏と話していると「お金」に対する価値観がとても優れているように感じます。
特に印象的だったのは、Uさんは私に「資産と負債の違いはなんだと思う?」と聞いてきました。
あなたも何となく受ける印象とは、「資産は財産」、「負債は借金」ということではありませんか?
私も同じように答えました。
しかし、Uさんは更に付け加えてこう言います。
「確かにそうだね。しかしもっと厳密に言うと『お金を生むものが資産で、お金を生まないものが負債だよ』」
この考えで一番良い例は『車』だと思います。※自家用車
車は資産か負債かということを考えた時、多くの人は「車は資産」と答えるでしょう。
特に高級車になればなるほど、皆さんその価値の高さから「資産」という人が多いと思います。
しかし、『お金を生むものが資産で、お金を生まないものが負債』という考えでいくと、車は負債になるのです。
車は買った瞬間から「中古車」になります。価値はその瞬間から下がります。
ましてや車は消耗品の塊です。維持するだけでも修理費、ガソリン代、そして国へ払う税金・・・お金を沢山使います。
だから車は負債ということになるのです。
資産と負債の考え方
この「資産と負債」の考えがわかってくると資産にはローンを組んでもいいが、負債にはローンを組んではいけないということがわかります。
お金を生まない「負債」については現金で買う。
お金を生む「資産」については借金してでも買う。
この理論に行き着くのだそうです。

資産は借金をしてでも買って良いもの
U氏はまた、「多くの人は借金と負債の区別がついていない。」とも言います。
Uさん自身、年商億超えの他人から見れば「リッチマン」なのでしょうが、この資産と負債の考え方をされているので、車は中古車でオンボロ10年おち、家も10万円の賃貸マンションだそうです(家族3人ぐらし)。
お金を生まない贅沢品にローンを組んでまで買うことは「お金持ちになるための方程式」から外れるというのです。
ではお金持ちになるためには何に借金をしてでも買って良いのか。
それは「お金を生み出すもの」であれば借金をしてでも購入していいということになります。
不動産の話になりますが、1億円の不動産物件をローンを組んで買い、家賃収入が100万円で、ローン返済が50万円だとすれば、細かい計算は別にして、手元に50万円残るということになります。
これが借金をしてでも買うということ。
結果的に借金をしたことでお金を増やせるということになるので、これは「良い借金」ということになるというのです。
Uさんにもこの考えが身につくまで失敗と経験を積まれたそうです。
初めて不動産事業を行った時、Uさんはすべて自分が蓄えた『自己資金』から不動産を一括購入したのだそう。
都内木造一棟建てアパート、購入金額1,000万円。
年間50万円の利益。目論見では15年目でようやく回収できるというものだったそうですが、15年という歳月の中で満室状態が続くかもわからない、地震・火事などの天災が起こるかもしれない、買った金額でまた売れるなんてわからない。
15年後の回収見込みが優良物件かどうか、判断がつかなくなったそうです。
そして何よりも、更にお金を増やすにはもっと不動産を展する必要がある。
そう考えているうちに「融資」というものを受ける判断がいることに行き着いたのだそうです。
こうしてUさんは2件目、3件目の物件を銀行からの融資を受け、不動産収入を広げていったのだそうです。
これが「資産を増やすための借金=良い借金」というものです。

贅沢品は不労所得の1割内でしか買わない
お金持ちになる方法で重要なのは「お金を使わない」ということでしょう。
そんなこと当たり前という声が聞こえてきそうですが、これが案外できないのですよね。
Uさんはお金持ちになるための「ルール」を決めています。
それが「不労所得で稼いだ10%内でしか贅沢品を買わない」というものです。
Uさんも不動産収入を得ていますが、会社を立ち上げて働いています。
その会社で働いた「就労」分のお金は家庭の生活費として、一切手をつけないのだとか。
家賃、光熱費、食費、家族との娯楽費、貯金(未来への生活費)など。かかるすべてを家庭に回されています。
では不動産収入である「不労所得」で豪遊しているのかと思えば、それもしない。
不労所得で得た90%のお金は次のための投資に使う。※不動産だけでなく株なども含む。
とにかく90%のお金は「お金が生まれる」ための種銭として使う、ということなのだそうです。
そして残り10%で贅沢品を買うということでした。
Uさんは言います。『お金持ちはお金をかけるものはお金を生むものに限定している。』
「東京、横浜、神戸…ブランド地域に住む、特に30〜40代の人たちはまわりの人が家を買えば自分もマンションを買う、あの人がベンツを買ったから自分も買う、という見栄から来る競争心のパターンが多い。そしてそれはほとんどの人がローンで購入している。つまり、お金を生まない『負債』を借金して手に入れているんです。夢を買ったなんて言うかもしれないが、それはハイリスクの夢で見返りが少ない夢です。いつも私は、もし体を壊して働けなくなり、ローンの返済ができなくなったらどうするんだろうと考えてしまいます。」
「また人は一度贅沢をすると生活水準を下げることができなくなります。そんなことではお金は貯まらないでしょう。」
Uさんが贅沢品を変えるようになったのはここ5年くらいのことだそうです。
このルールがあるからこそ、お金の有り難みが一層わかるようになったとも言われていました。
「自分も中卒上がりで働いていた時は収入15万円で、20万円を使うような生活をしていました。でも今ではこのルールでお金の意識が変わり、お金を大切に扱えるようになった。お金をたいせつにしなければお金持ちになれません。」
Uさんもまたご自身の経験から今があると感じた瞬間でした。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は「お金持ちに成り方」というテーマで成功者からの思考力をお伝えしました。
あなたも起業や副業をされているのであれば、その本業以外の利益の10%だけで贅沢するという意識を持てば、お金持ちへ一歩近づけるのかもしれません。
『黄金の知恵袋』
本日もご覧いただき、誠にありがとうございました。